農産物図鑑
果物
ぶどう
ワインの原料にもなるぶどうは,古代エジプトの壁画に栽培の様子が描かれていることから,数千年前から栽培されていたことがわかっています。 日本での由来については,奈良時代の高僧行基(ぎょうき)が,薬として大陸から伝わったぶどうを勝沼に伝え,栽培が広まったという説や,山梨県・勝沼の雨宮勘解由(かげゆ)が自生の山ぶどうと異なるつる植物を発見して自宅に持ち帰り植えたのがはじまりという説など,諸説あります。
特徴
栄養豊富なぶどうは欧州で「畑のミルク」と表現されるほど栄養豊富で,ブドウ糖や果糖など吸収されやすい糖質がたっぷり含まれ,疲労回復の効果が望めます。また黒や赤系の皮には,動脈硬化を予防し,目の疲れに効果があるとされるポリフェノールの一種アントシアニンも豊富です。さまざまな品種が開発されており,ピオーネやシャインマスカットが人気です。
栽培
山科区勧修寺地区や右京区嵯峨越畑で多く栽培されています。
旬の時期
8月上旬〜10月下旬
この農産物を使ったレシピ
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