農産物図鑑

一般野菜

はくさい

中国北部が原産で,野生種ではなく,かぶと漬け菜類が自然に交雑して,はくさいの原形が出来たと推定されています。 日本での歴史は意外に浅く,日清戦争(1894~1895),日露戦争(1904~1905)を契機に,農村出身者が種子を持ちかえり,各地で栽培されて急速に普及しました。

特徴

ビタミンCが比較的豊富で,カリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛なども含まれています。他にアブラナ科の野菜に共通するイソチオシアネートを含んでおり,動脈硬化の予防も期待されます。

栽培

上部で葉が重なる包被型が日本では主流ですが,上部で葉が重ならない抱合型・砲弾型のものもあります。また,中心部の葉色がオレンジ色や紫色の品種も最近見られるようになりました。 市内全域で振売りや直売用に栽培されています。

旬の時期

11月上旬〜3月下旬