農産物図鑑

伝統野菜

壬生菜

1800年代にみず菜の一変種が自然交雑によって生まれ,中京区壬生に多く栽培されたものとされています。みず菜(京菜)との区別がはっきりした頃は不明ですが,文化元年(1804)の文献に「壬生に産する壬生菜」という明らかな記載があります。

特徴

みず菜と同様ですが,葉に切れ込みが無く,円くスプーン状になります。食べると独特のピリッとした味としゃきしゃき感があり,壬生菜の浅漬けは,千枚漬けの付け合せとして必需品です。

栽培

市内全域で広く栽培されています。

旬の時期

11月上旬〜3月上旬