農産物図鑑

一般野菜

ブロッコリー

地中海が原産地でキャベツと同じ仲間ですが,キャベツの中では最も進化の遅れたグループです。イタリアやフランスで改良された後,ヨーロッパで重要野菜となったのは15~16世紀のことです。日本へは明治時代に入りましたが,1980年代になって急速に大衆化が進みました。カリフラワーはブロッコリーがイタリアやフランスで改良されている途中に突然変異で白化したものです。

特徴

ビタミン類が豊富で,特にビタミンCが多く含まれています。その他,食物繊維やミネラルも多量に含まれています。隙間無く密に小花がついていて,ブロッコリーはアントシアン(紫色)がでていないものが良質です。

栽培

ブロッコリーについては早生から晩生まで,収穫時期が違う品種が多く出回っています。市内に大きな産地はありませんが,南区吉祥院や伏見区深草では市場出荷も行われているほか,市内全域で振売りや直売用に栽培されています。

旬の時期

10月下旬〜3月上旬